異業種からの挑戦、
会社初の非薬剤師としての薬局長

川崎梶が谷店 薬局長

新谷 華子 HANAKO ARAYA

2018年入社。薬の配達業務や調剤補助を経て、セントラル薬局グループの非薬剤師としては初の薬局長に就任。「自分にも他人にも厳しく」をモットーに店舗運営に尽力している。最近の楽しみは2歳と1歳の孫と遊ぶこと。

強い信念で不安を乗り越え
非薬剤師の薬局長へ

Q1:薬剤師ではなくても薬局長になることは可能なのでしょうか?

可能です。私は会社で初めての非薬剤師としての薬局長です。 10年前に食品の配達業から薬局業界へ飛び込みました。当初は薬の配達補助でしたが、今では一つの店舗の責任者を担当しています。 薬剤師ではなく薬の知識が無い私には不安なチャレンジでしたが、今は仕事が楽しくて仕方ないです。患者さまに健康を届けたいという強い信念と、仲間を大事に想う気持ちを忘れずに日々店舗運営に尽力しています。

Q2:薬局長の具体的な業務内容について教えて下さい。

薬事法及び薬剤師法に基づく薬局の管理は管理薬剤師に任せていますが、実務的なオペレーション構築やシフト体制、介護施設との折衝などは私が行っています。 店舗では私が最高責任者ですが、後ろで支えてくれる上長がいるという安心感があります。社長が気にかけて直接連絡をくれるのも嬉しいです。 また、店舗間での協力体制も整っており、何かあった時には都道府県を超えて助けてくれるという一体感があるのも弊社の特徴です。会社全体が仲間という意識が強いですね。 どんな人にでもチャンスを与えてくれる会社なので、薬剤師・非薬剤師問わずそれぞれのカラーを持った新たな薬局長が今後誕生すると思っています。

職員にとって
厳しくも安心できる存在でありたい

Q3:仕事で一番大事にしていることは何ですか?

外来業務と在宅業務を両立させることです。 薬局長は店舗の司令塔として、目の前の外来患者さまと、患家で待つ在宅患者さまの双方を気にかけながら、どのような順番で調剤を行っていくのか指示を出さなくてはいけません。外来の片手間で在宅を行うのではなく、重要性/緊急性を常に意識して風邪薬などの臨時薬を最短でお届け出来るようにしています。

Q4:どのような点にやりがいを感じますか?

社内外問わず、頼ってもらえる点です。そのために、薬剤師が服薬指導等の対人業務に専念出来る環境を整備することと、非薬剤師も単なるサポート役ではなく一医療従事者としてプロ意識を持って仕事が出来るように心がけながら指導をしています。職員にとって厳しくも安心できる存在でありたいです。

外来の業務はその日に来店する患者さまの数によって変動するため、現場は常に変化している。状況を見極め、外来と訪問の業務が円滑に行われるように業務の調整を行う。

帳票、訪問カレンダー、残薬表のチェックやシフト管理も薬局長の仕事。現場での業務をこなしつつ、デスクワークもこなしていく。